身長が高い子が多くなっている中で・・子供の身長は気になる事
今の若い人たちは背が本当に高くなっていて、男の子など高校で175cm以上になるという子も少なくないようです。もちろん身長が低めという子もいますが、それでも男の子、女の子共に、昔よりも体格がよくなっているといいます。
その中で身長が低いとなると、小さい時でも気になるものです。今に大きくなる・・・と考えていても、平均よりかなり低いとなるとやはり親御さんとしては気になります。身長を伸ばすためには何が必要なのか?それを理解する事も必要です。
食事は重要な要素
医師や保健師さんが見て、身長が著しく低いという場合、小学校くらいから医師の診察を受けて治療を受けることもできますが、これは明らかに、著しく低いという事で、少々平均ラインから下という事ならあまり気にすることはないと思います。でも、毎日の食事、運動などは身長を伸ばす、身体を作るために必要な要素です。
小学校、中学校、高校とお子さんはぐんぐんと大きくなり、暫く合わずにいるとすっかり大きくなってビックリしたという子もいます。夏休みが終わって2学期、学校に来たら身長が10cm程度違うという子もいるのです。
この子供成長期を支えているのが食事であり、栄養バランスになります。骨を成長させるタンパク質に強くするカルシウム、骨の構成となる成分がマグネシウムです。こうした栄養素をバランスよく摂取することが求められます。
マグネシウム、タンパク質、さらにタンパク質の合成に深く関与する亜鉛などの栄養素と共に、野菜のビタミンや海藻類のミネラルなど、幅広い食材をバランスよくリズムよく食べる事が必須です。炭水化物、食物繊維なども摂取していくことで、栄養は相乗効果を発揮してくれます。
適度な運動もホルモン分泌に必要な要素
夜10時くらいから夜中の2時くらいまでに分泌されるといわれている成長ホルモン、だからこそ子供は夜更かしするなといわれるのです。昨今の子供たちは室内での遊びが多くなり、屋外で思い切り飛び回って遊ぶという事が少なくなっています。
ある程度運動し、成長ホルモンの分泌を活性化すること、また骨に刺激を与えることも必要です。よくスポーツによって身長が伸びるとか、伸びにくくなるなど言われることもありますが、それはあまり考えない方がいいと思います。それよりも、運動を適度に継続的に行う事が必要なのです。