子どもの才能を伸ばす方法

子供の才能を伸ばす方法を理解しておきたい

日本でも有名大学がいくつかありますが、中でも最高峰と呼ばれる大学に塾にも行かず特に家で必死に勉強していたという感じもなく、楽に現役で入ってしまう人がいます。学校の授業を聞いているだけで頭に入ってくるという人たちもいて、頭の構造が違うの?とやきもちを焼きたくなるくらいです。

でも、そのお子さんのご両親に聞くと小さい時にとにかく色々な自然の経験をさせたとか、子供が興味を持つことはドンドンやらせた等、なるほど、それで脳が発達したのかと思うようなことを沢山させています。

子供によってそれが音楽だったり、スポーツだったり、色々ですが、例えば身体が不自由なお子さんをもち、お子さんが集中してやっていることをみて、この能力を伸ばそうと決意し、時間をかけて能力を伸ばしていったという事もあるようです。

子供の能力は無限大、大人の脳よりも柔軟で非常に吸収力がよく、小さい頃に覚えてお琴はよく記憶しています。子供の時だからこそ、親御さんがその子の特徴を見分けて、能力を伸ばす何かきっかけを与えることも考えておくべきです。

何かに夢中になっている時、その子に興味あるものを発見できる

植木鉢を見る子どもたち
例えば夏、アリがどこに向かっていくのか?じっと集中してその行先をたどっていた子が、大人になって虫の研究者になったなどの話もよく聞きます。小さい頃、星が好きでいつも夜空ばかりを見上げていたので望遠鏡を買い与えたら、天文学を勉強したいと必死に勉強し始めたという事もあるようです。

子供が目をキラキラさせて夢中になっていることがあれば、大人がその興味をもっている事に少しきっかけを与えてあげるだけで、子供たちの能力はぐんぐん伸びていきます。

モノを与えるだけじゃなく「すごいね、そんな発見があったんだ」「そんなことに気が付くなんて○○はよく頑張ったね」と努力したり、頑張っていることを褒めることも重要です。

ダメ、無理はいわないこと、失敗は怒らないこと

失敗というのは誰にでもあることで、大人だって仕事でものすごく大きな失敗をすることがあります。子供も同じでそうしようと思っていなかったのにしてしまったことなどがあるのです。

失敗したことを怒れば子供はその行動そのものをしなくなることが多いといいます。失敗してもしようとしたことをまず聞いてみる、その上でそれはしないほうがいい、危険な事ならば、今回のようなことになるから危険な事はしないことと約束します。

失敗して辛い思いや人に迷惑をかけたと思える事で、子供は成長していくのです。またお子さんがしたいと思う事が無理な事じゃないなら、ご両親が苦手と思う事でも好きじゃない事でも、ダメ、無理は極力言わない努力も必要になります。

これは無理、今の年齢じゃできないよという事でも、もしかしたらその能力に秀でていて大人が無理と思う事が出来るかもしれない、子供がもっている可能性を親の「ダメ」という一言で潰さないようにすべきなのです。

子供が何かにチャレンジしようとしている事を喜び、出来るかどうかを見守る事も能力をぐっと伸ばす要因になります。