収集癖のある人はご用心
広い世界においては、何かしらのコレクションを趣味とする人は少なくありません。
とくに、定年退職をして趣味にあてがえる時間が増えた人の場合、その収集癖が加速してしまいがちな人も居ます。
ですが、セカンドライフを迎えるにあたっては、コレクションがアダとなることもあります。例えば、切手やカードのように場所を取らないものであれば、どれだけ収集しても問題ありませんが、書籍や交通グッズのように物品となると話は別です。
集めれば集めるほどに心は満たされますが、生活スペースは限りなく狭くなっていきます。また、集めているものが美術品や調度品のようなものになると、保管や展示方法にも配慮が必要となるでしょう。こういったコレクションに対して、家族や妻帯者が全面的に理解をしてくれているというケースは少なく、不仲の原因になることもしばしばです。
よほど広い家に住んでいる人でもない限り、節度を持った収集を心掛けたほうがいいでしょう。
買取に出して手放す方法も検討
こういった収集品は、自分が亡くなったあとのことも考えて対策するようにしましょう。対策方法は様々ですが、集めている物によっては、コレクターが大勢いるので、知人やサークルを通じて引き取ってもらうことも可能です。
また、美術品や骨董品などであれば、博物館や美術館のような場所に寄贈をすることもできます。もちろん、高額な物なので、どうせなら美術商や古物商などを通じて売却したいと思っている人もいるでしょう。
その場合は、下記のように、絵画なら絵画査定専門家にみてもらった方がより適切なお値段で買い取ってもらう可能性が高いです。最近はLINEで簡単に無料査定を申し込むことができるようになっているので、気軽な形で処分をすることもできます。
長年集めてきたものを手放すのは心苦しいこともありますが、万が一の事態に無頓着だったばかり、そのまま処分されてしまっては、目も当てられません。昨今は、終活を行う高齢者も増えてきましたが、実際に行う場合は、収集品の処分方法を決めておくようにしてください。