ご近所付き合い、する派?しない派?

ご近所付き合いは必要な事?それともあまり必要ないこと?

昔は隣近所といえば親戚よりも濃い付き合いをしていたり、何かあっても相談できる立場といえる関係が多かったように思います。でもその代りに何事においても面倒くさい状態になり、何かする時にはご近所の目も気になったものです。

今は特に都市部でご近所付き合いが希薄になっているといわれています。一戸建て、マンションなどの集合住宅など暮らし方によってもご近所とのお付き合いは違いがありますが、田舎と比較するとやはり、付き合いは深くないようです。

ご近所付き合いする方がいいのか、それともしないほうがいいのか、結婚してこれから家庭を築かれていく方々には気になる事だと思います。それぞれにメリット、デメリットがあるので理解しておくと安心です。

ご近所付き合いすることのメリットとは??

ご近所付き合いは当然のことと思っている、ご近所付き合い肯定派は、やはり同じ地域に暮らすものとして、仲よくしておく方が何かと便利な事が多いと感じています。例えば自分のお子さんと隣の子が同じ年齢位の場合、お互いに預け合う事が出来たり、学校の事等、情報交換ができるのです。

ご近所付き合いをしていない場合、地域の情報等もなかなか入ってきませんし、学校の様子などもよくわからないことが多くなります。でもご近所と仲良くしておくことで、色々な情報を得ることができ、地域に暮らす者同士助け合う事も出来るのです。

大きな災害が起こった時、もし自分が家にいなくても隣の○○さんがいてくれれば安心ですし、お互いにその時にはどうするか?助け合うための相談などをされているご家族同士もいます。万が一何かがあった時、結束して物事に当る事が出来るのも、ご近所付き合いをしているからこそです。

ご近所付き合いをしないほうがいいと思っている人も多い

動物を見る子ども
ご近所の人たちと仲良くなることをわざと避ける人もいます。なにかと厄介事が多くなると思っている人も多く、周囲の人たちと仲良くなることで余計な事をしなければならなくなることを避けたいと思っているのです。

例えば自治会の役員などをやらないかといわれたりすることも厄介事の一つになります。
付き合いをしていなければ、こうしたことを依頼されることも少なく、面倒な事もそれほど起らないのです。

家の事を詮索されたり、家族の事を根掘り葉掘り聞いてくる人も中に入るので、そういう人と無駄に仲良くなって、家族の内情を世間に広められたら困るという人もいます。確かに仲良くなって自分たちの家族の事をまるで自分の家族の様に他人に話す人もいるので、仲良くならないほうがいいという事も一理、あるのです。

ただ、災害が起きた時、お子さんの様子などを聞く人がいない、コミュニケーションを普段からとっていないことで地域の事も理解出来ず、情報に困る事も出てきます。イベントなどがあっても、誘われないことが多いので孤独を感じることもありますし、お子さんも親同士が仲良くないと、泊りにいったりするときに気を使うなど、色々な支障がある事も事実です。