あなたの上司は尊敬できる人?出来ない人?
女性も生涯仕事をもっている人が多くなりましたし、色々な働き方が選択できるようになっています。
男性も女性も、それぞれ生活があり、仕事をしながら頑張って暮らしを豊かなものにしようとしていますが、職場に尊敬できる上司がいるのといないのでは、仕事の質も違ってくるようです。
逆に、自分が部下を持つようになると嫌われる上司になりたくないと考えますし、部下から尊敬され、仕事がうまくいくようにしたいと願います。尊敬される上司というのはどういう人なのか?理解しておくことも大切な事です。
細かな仕事も進んで行う上司は好かれる
上の立場になると「そんな仕事、俺がやる仕事じゃないだろう?」的な態度で雑多な事を全くしなくなる上司もいます。上司たるもの管理を行うべき立場で、雑用などは部下がやるものだろうという態度を取られたら部下はいい気持ちを持たないのです。
雑用でも人が足りない、忙しいという時には率先して行い、部下が仕事をしやすいようにフォローしてくれる上司になる事がもとめられます。雑用などを行う事と疎ましく思わない上司は部下の鏡となれるのです。
細かい指示はいわず見守ってくれる
尊敬される上司、信頼される上司というのは、とにかく見守る事が上手で人を育てる事がうまくできます。細かく指示を与えていちいち注意しながら仕事をすれば、上手くいくはずです。
でも、それではその業務を行うプロセスを部下が覚える事が出来ず、結局「出来ない部下」になってしまいます。
尊敬される上司というのは大まかな概要を説明し、後は自分で思うとおりにやってみてと言ってくれますし、それでも困っている時にはアドバイスしたり、サポートしてくれるのです。困ったなと思う時にすっとそばに来て、「どうした?大丈夫か?」と手を差し伸べてくれる上司は、部下から信頼され、また部下ももっと仕事を頑張ろうという気になります。
部下のミスを自分で受けることができる
上司の中には自分のミスを部下のミスとして上に報告する嫌な奴も大勢いるのです。こういう上司は上に行っても人が付いてくる事がなく、ブレインとなる人材も周囲に少なくなりいつか行き詰ります。
尊敬される上司というのは部下がミスをしても、監督不行き届きだから部下は悪くないとかばってくれます。部下のミスは自分の責任だという事を常に考えているから出来る行動です。
こういう上司を持つと次こそ上司に頭をさげさせない様に頑張ろうと思いますし、仕事がしっかりできて上司を安心させたいと仕事を覚えるモチベーションも高くなります。上司が後ろにいるという事を理解できているので、安心して仕事することができ、責任をもって仕事をしなければという気持ちを持つことができるのです。